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繊細看護師の働き方

繊細看護師はクリニックで働けるでしょうか?-HSP+ADHD+双極性障害Ⅱ型

プライベートと仕事の両立がしやすいクリニックは看護師の転職先としてとても人気があります。

初めてクリニックへの転職を考えている方はその仕事内容や働き方が気になりますよね。

今回は、クリニックで働く看護師の仕事内容や病棟との違いや向いている人について説明していきたいと思います!

もちねこ

この記事を読むとクリニックの詳しい業務内容や一日のスケジュールについてわかります!

クリニックとは

クリニックとは医療法において以下のように定義されています。

「診療所」とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であつて、患者を入院させるための施設を有しないもの又は十九人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう。(医療法:第1条)

https://www.co-medical.com/knowledge/article157/

名称は○○クリニック、○○医院など様々ですが、医療法ではすべて「診療所」に分類されます。

看護師の仕事内容は?

基本的には院長である医師一人が患者を診ることが殆どで、看護師は主に医師の補助作業を行います。

具体的には

  • 血圧、体温、脈拍、呼吸などのバイタルチェック
  • 点滴、採血、注射
  • 受付、電話対応
  • 器具の消毒、備品の在庫管理
  • 清掃

病棟にはなかった細かい業務があるのが特徴ですね。

一日のスケジュール例

8:30【出勤】クリニック内の清掃、備品の補充、診療の準備などを行う
9:00【午前診療開始】患者さんへの問診や医師の診療の補助
13:00【午前診療終了】交代で休憩を取ります。場合によっては一時帰宅も可能!
15:00【午後診療開始】患者さんへの問診、医師の診療の補助
18:00【午後診療終了】カルテのチェック、診療の後片付けや整理整頓
18:30帰宅

クリニックで働くメリット

プライベートや家庭との両立がしやすい

クリニックでは基本的に夜勤がありません。日勤のみなので病棟勤務のような体力的な負担が軽減され、規則正しい生活を送ることが出来ます。

、あた、クリニックは休診日が固定で決まっていることが多く、スケジュールを立てやすいのも大きなメリットとなります。

難しい処置や勉強会がない

クリニックでの看護師の仕事内容は主に医師の診察補助になり、病棟と比べると患者さんの症状も軽く特に命に関わるといった状況がないため精神的な負担が減ります。

また、病棟では通常の業務に加えて研修、研修後課題、病棟での勉強会、看護研究発表などの様々な行事や課題をこなさなければならないですが、クリニックの場合勉強に力を入れているところでも月に1回の勉強会がある程度なので病棟と比べると頻度はかなり減ります。

病院の数が多いので自宅周辺で探しやすい

病院の場合立地が良いと患者さんが集まりやすいので業務量が増える傾向にあります。

クリニックにも同じことが言えますが病院と比べると数が多いので比較的自宅周辺で求人を探すことが出来ます。

特にお子さんがいる方の場合、お子さんを保育園などに預けて働く場合は自宅と勤務地の距離が近いと送り迎えを楽に行うことが出来、身体的な負担を軽減できます。

クリニックで働くデメリット

給料が減る

クリニックでは夜勤がない分、給料は低くなります。

また、社会保険をはじめとした福利厚生も医療施設の規模と比例することが多いので、個人経営のクリニックの場合退職金が支給されないことがあります。

給料の基準として

平均年収 クリニック:約417万円

  病院・介護施設役:約465万円

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084964

上記の表は令和元年に政府が出した統計結果ですが、

見ていただくと夜勤を行う病院勤務に比べてクリニックの給与は年収で役50万円の差が

あることがわかります。

だいたい一回平均1.1万円の夜勤手当が大きく影響しており夜勤手当の高い病院で勤務している場合はその差はさらに大きくなります。

雑務が多く看護師としての成長が難しい

クリニックでは受付や掃除などの看護業務以外の業務も看護師が行うことが多いです。

さらに業務内容も限られているので病院のように様々な症例を学べる機会も少なく看護師としてのスキルアップはむつかしいと言えます。

クリニックは人間関係が大変?

病棟は看護師の人数が多く人間関係が大変というイメージがありますがクリニックはどうなのでしょうか?

クリニックは病棟と比べると少ない人数で仕事を行うので人間関係も病棟ほど悩まない傾向にあるようです。

しかし、スタッフの人数が少ないということはいい意味でも悪い意味でもスタッフ間の関係が密になるので、苦手な人がいても毎日顔を合わせなくてはならないこともあります。

また、クリニックは開業した医師の意見が重要視されやすいため、医師の性格によってはスタッフの意見が通りづらく働きづらさを感じる可能性があります。

そのため、院長の機嫌を損ねないように気を遣って働いているという声も聞かれます。少ない人数だからこそ、看護師同士の関係性や院長との距離感が大切になってきます。

クリニックに向いている人と求められるスキル

クリニックに向いている人
  • ワークライフバランスを重視したい人
  • 生活リズムを整えたい人
  • 身体状態が安定している人の看護を行いたい人
  • 地域医療に貢献したい人
  • アットホームな職場で働きたい人
求められるスキル
  • 基本的業務をこなせる経験値
  • コミュニケーション能力
  • 責任感をもって業務に取り組める人
  • 臨機応変な対応ができる
  • 自分以外の人の動きも把握し、動くことが出来る人

クリニックは基本的にワークライフバランスを大切にしたい方に向いています。

結婚や出産のタイミングで病棟からクリニックに転職する看護師が多いのもこうした理由があるからです。

また、クリニックは地域密着型で患者さんとの距離も近いので地域のために働きたいと思う人や患者さんとコミュニケーションをとりながら働きたいと思う人も向いています。

病棟のように緊張感が高く緊急性の高い患者さんの対応が負担に感じる人はクリニックに向いているのではないでしょうか。

また、クリニックでは病棟のように業務が細分化されていません。

そのため看護師一人が抱える業務の量が多くある程度の看護技術や医療処置を一人でこなすことが出来ないと周りに迷惑をかけてしまうことがあります。

また病院のような教育体制が整っていないので最低限のスキルと指示を待つのではなく自分で考えて動く姿勢が求められます。

さらに、クリニックはスタッフの人数が少ないためスタッフ同士のチームワークも大切になってきます。

自分の業務をこなしながらも他のスタッフのことを気にかけ臨機応変に対応することが求められます。

クリニックに転職する際のコツやポイント

転職後に後悔しないためにも転職前に押さえておきたいポイントをご紹介します。

診療科ごとのクリニックの違い

クリニックといっても診療科は様々です。

診療科ごとに求められるスキルに違いがあるのでそうした違いや診療科ごとの特徴を理解しておくと転職した後に理想とのギャップに苦しむ可能性を下げられるでしょう。

待遇や福利厚生について

クリニックの規模によっては社会保険の扱いが普通の会社と異なる場合があります。

法人化されている場合や常時5人以上の従業員を雇用している場合は社会保険の加入が義務付けられていますが、5名以下の場合は自分で国民健康保険と国民年金への加入を行わなければなりません。

他にも、退職金や産休や育休があるかなどについても事前に確認しておくといざという時に困らないでしょう。

転職サイトの利用を検討する

クリニックは基本的に人気があり、求人の倍率も高くなります。

個人的な転職活動ではリアルタイムな情報を得ることが難しくなります。そこでおススメなのが転職サイトを活用した転職活動です。

リアルタイムで求人を更新しているのでこまめにチェックすることで、自分にあった求人を見つけられます。

また、転職エージェントを活用するのも手です。

転職エージェントは地域の転職情報に詳しく、内部事情や会社の規模や福利厚生についても詳しいのでうまく活用できれば自分で調べるよりも効率よく転職活動を行うことが出来ます。

まとめ

クリニックはプライベートとの両立を重視する人にとってはとても良い職場です。

しかし「クリニックは楽そう」というイメージのみで転職先を決めてしまうとその業務量の多さにイメージとのギャップを感じてしまうかもしれません。

まずはどんなクリニックなのかよく知らべ、自分が働けるか良く考えてみて、必要であればエージェントの力も借りて下さい。

皆さんの転職活動がうまくいきますように。

転職について質問などがあれば、Twitterかお問い合わせホームからお願いします!

ここまでお読み頂きありがとうございました!